【歯科医が解説】「ジルコニア」が選ばれる本当の理由。ただ白いだけじゃありません!
「銀歯は目立つから嫌だ」「白い歯にしたい」 そう考えたとき、多くの方が選択肢に入れるのが「ジルコニア」ではないでしょうか?
確かにジルコニアは美しい素材です。でも、私たち歯科医療のプロがジルコニアをおすすめする理由は、実は「見た目」だけではないんです。
今日は、資料に基づいた「ジルコニアが今の歯科材料で最強と言われる3つの理由」を、分かりやすく解説します。
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理由1:実はこれが一番重要!「歯の寿命を延ばす」健康効果
意外かもしれませんが、ジルコニアの最大のメリットは**「むし歯や歯周病から歯を守る力」**です。
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汚れがつきにくい! ジルコニアの表面は非常にツルツルしており、歯科材料の中で最も汚れ(プラーク)がつきにくい素材です。つまり、治療した後に**「またむし歯になる(再発)」リスクを最小限に抑えられます。**
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体にやさしい硬さ 「セラミックは硬すぎて、噛み合う反対側の歯を傷つける」という話を聞いたことがありませんか?最新のジルコニアは天然の歯と同じくらいの「ちょうどいい硬さ」です。反対側の歯や、歯の根っこを傷めません。
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金属アレルギーの心配ゼロ 金属を一切使わないので、アレルギーの不安がありません。また、金属イオンが溶け出して歯茎が黒ずむ心配も無用です。
理由2:本物のような美しさが「ずっと」続く
保険の白い歯(プラスチック素材)を入れたものの、2〜3年経って「黄ばんでしまった…」という経験はありませんか?
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変色しません プラスチックはどうしても水分を吸うため変色しますが、ジルコニアは吸水性がないため、時間が経っても変色しません。
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本物と見分けがつかない 近年の技術(桜ジルコニアなど)により、天然の歯のような透明感やグラデーションを再現できます。「いかにも人工の歯」という感じがなく、自然な笑顔になれます。
理由3:人工ダイヤモンドの強度!割れにくく丈夫
せっかく治療したのに、欠けたり割れたりするのは悲しいですよね。
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強度は折り紙付き ジルコニアは「人工ダイヤモンド」とも呼ばれる素材です。従来のセラミックやプラスチックに比べて圧倒的に強く、割れる心配がほとんどありません。
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長持ちする 保険の金属は経年劣化でセメントが溶け出し、そこから菌が入ることがありますが、ジルコニアは劣化しにくく、長期間お口の中で安定します。
【結論】「高いから…」と迷っている方へ
「ジルコニアは保険が効かないから高い」 そう感じるのは当然のことです。しかし、少し長い目で見てみてください。
歯は、治療を繰り返すたびに削られ、小さくなっていきます。一般的に**「同じ歯の治療は5回程度で抜歯になる」**とも言われています。
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再治療のリスクが低い
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抜歯になる時期を先延ばしにできる
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将来的なインプラントなどの高額出費を防げる
これらを考えると、ジルコニアは**「将来の健康と費用の節約」**につながる、非常にコストパフォーマンスの良い選択肢と言えます。
「見た目を良くしたい」方はもちろん、「もう二度とむし歯になりたくない」「自分の歯を一生大切にしたい」という方にこそ、自信を持ってジルコニアをおすすめします!

